大事な作業、印刷をしてみましょう。
やり方は割りと簡単です。上部メニューの各項目で、自分が印刷したい大きさを設定したり、余白を設定したりします。その上で、印刷やプリントなどといった項目から印刷します。
学校のプリンターでなければ、プリンターのプロパティからプリンターの設定が出来ます。こればっかりは機種に依存するので、私は扱いきれません。各自で説明書を見るなりしてください。
OOo-Writerでは、印刷するときの余白などの設定を、上部メニューの、書式(O)→ページ(G) をクリック、ページタブを選ぶ。そこから、自分の好きな値で余白を選ぶ。他にも紙の大きさなど指定できる。
ちなみに、右下の リセット ボタンを押すと、はじめの設定に戻ってしまう。よくわかんなくなってしまったとき以外は押さないように。
MS-Wordも基本は同じ。余白などは、上部メニューの、ファイル(F)→ページ設定(U) をクリック、各タブから設定を行う。左下の規定値として設定 ボタンを押すと、はじめの設定に戻ります。よくわかんなくなってしまったとき以外は押さないように。
もうひとつ、集約印刷をしてみましょう。集約印刷とは、2ページ以上を一枚の紙に、縮小して印刷することで、紙の無駄を防ぐことが出来ます。
OOo-Writerでは、プレビューから印刷します。
まず、2ページ以上からなる文章を作って、上部メニューの、ファイル(F)→印刷プレビュー(G) をクリックします。
プレビュー画面が出ます。印刷ボタンは押さないでください。印刷オプションボタンを押してください。印刷プレビューを閉じるの左にあるはずです。
分割で、縦1、横2を選び、書式は横にします。(通常の文書2枚を1枚に扱うときはこうなります。) あとはプレビューの印刷ボタン(印刷オプションボタンの左)を押すだけです。
MS-Wordでは印刷の設定で実行します。
2ページ以上からなる文章を作るところは同じ。上部メニューの、ファイル(F)→印刷(P) をクリックします。下のような設定画面が出来るので、右下のボックス、一枚あたりのページ数から2ページ(もしくはそれ以上)を選びます。後は同じようにOKをクリック。
また、MS-Wordの場合は、上部メニューの、ファイル(F)→印刷プレビュー(G) から、1ページ分圧縮を選ぶことにより、もしかしたら1ページを少しはみ出したくらいなら、圧縮して1ページに印刷できるかもしれません(大概は出来ないようだが、一応やってみよう)。
また、紙ではなく、なんとファイル(*.pdf)に印刷するということも出来ます。ただし、MS-Wordでは別途、フリーなり、市販なりのソフトが必要です。OOo-Writerは不要です。もちろん、ソフトを使っても結構です。
ここではクセロPDFを使いますが、他のソフトでも大まかには同じです。ソフトの入手の仕方は にあるので、それに従ってください。
OOo-Writerでは直接出力可能。ツールバーから、直接PDFとしてエクスポート を選びます。そしてファイル名と保存場所指定。
クセロPDFを使うときは、普通のプリンターと同じように使います、印刷します。ファイル名と保存場所を指定します。すると、PDFファイルが出力されます。出来たPDFファイルは、Foxit PDF ReaderやAcrobat Readerで見られます。
また、これは、紙の節約にも使えます(ほとんど使わないが…)。PDFとして出力することにより、実際に印刷したらどうなるかがわかるからです。もっとも、普通は印刷プレビューで確認できるから必要ないともいえるが…。
練習問題
何でもいいのでA4 2ページ以上からなる文章を作って、それをA4 1枚の、PDFファイルに、出力してください。ソフト内蔵の機能でもクセロPDFのような仮想プリンターでも結構です。