変動係数 Coefficient of variation  ( CV )

別名を、相対標準偏差 Relative standard deviation  ( RSD ) ともいう。
生物学の分野でよく使うもので、標準偏差を平均値で割った値を、100をかけて%で表す。もちろん、100%より上もある(そんな値は意味ないが)。
単位や平均値が異なる数量の間でのバラつきを比べるのに使う。
また、実験条件の適切さの目安にも用いられる。

一般的に、化学での実験では5%以内に収めるようにする。しかし、生物を扱う実験では10%を超えてしまうことも珍しいことではない。